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第5回:出荷指示管理アプリ(入荷データから出荷指示書を正確に自動発行)

出荷管理アプリ

連載 -第5回:kintoneを活用したアパレルDX「アパレルの達人」

アパレル業界の「川中(卸・メーカー・OEM/ODM)」 に特化した販売管理システム「アパレルの達人」の機能を、業務フローに沿ってご紹介する本連載。前回 は、工場の生産進捗を可視化する「納期管理」アプリをご紹介しました。

第5回は、いよいよ「引取(入荷)」が完了した商品を、得意先へ発送(出荷)するための「⑤出荷指示管理」アプリについて解説します。

⑤出荷管理
(※「アパレルの達人」は①〜⑦アプリを統合して提供するサービスです)

① アプリの概要:出荷指示管理アプリとは?

「出荷指示管理」アプリは、「入荷が確定したデータ(=出荷可能な在庫)」を自動で取得し、それに基づき倉庫担当者向けの「出荷指示書」をボタン一つで自動生成・発行する機能です。 バックヤード部門(営業や商品管理)と、倉庫担当者の間の情報連携を正確かつシームレスに行います。

② よくある課題 (Before)

入荷した商品をどの得意先に出荷すべきか、その指示作成は煩雑でミスの温床です。


  • どの商品が、どの得意先の注文分として入荷したのかを、Excelや紙の台帳と照らし合わせながら確認している。
  • 倉庫担当者への出荷指示書を手書きや別のExcelで作成しており、非常に手間と時間がかかっている。
  • 特に「分納」などで入荷状況が複雑になっていると、指示内容を間違えやすく(数量、得意先、SKUなど)、誤出荷の原因となる。
  • 営業部門と倉庫担当者の間での情報連携がスムーズにいかず、出荷までに時間がかかってしまう。

③ 導入後の解決策 (After)

「出荷指示管理」アプリは、この入荷から出荷へのデータ連携と指示書発行を自動化します。

■ 入荷(引取)データの自動取得 
→ 「データ取得」ボタンを押すだけで、「引取が完了し、まだ出荷されていないデータ」が自動で読み込まれます。担当者は、どの商品が入荷したかを台帳で確認する必要がありません。
■ 出荷指示書の自動生成
→ 読み込まれた出荷データ(レコード)から、「出力」ボタンを押すだけで「出荷指示書」が自動で生成されます。手作業による転記が一切発生しないため、指示ミスが起こりません。
■ 正確なピッキング作業の実現
→ 生成される指示書には、「どの商品(品番/SKU)」を「どの得意先」へ、「何個」出荷するのかが明確に記載されます。これにより、倉庫担当者は迷うことなく、正確な情報に基づいて迅速に出荷作業を行えます。
■ 部門間連携の円滑化
→ バックヤード部門と倉庫担当者の間で、データに基づいた一貫した指示が流れるため、部門間の伝達ミスを防ぎ、正確かつ迅速にお客様へ商品をお届けできます。

④ 関連する画面イメージ

▲出荷指示管理の画面。得意先ごと、品番ごとに出荷するSKUの明細が管理されます。この画面から「出荷指示書」をボタン一つで出力できます。

画面イメージ例)

入庫データに対して、今度は得意先ごとに出荷管理ができる。
得意先ごと、SKUの明細を管理できる。
得意先へ商品を出荷するための「出荷指示書」を自動で出力可能。
(入庫データに対して得意先ごとに自動でデータ連携されたものが出力できる)

⑤ まとめ

「出荷指示管理」アプリは、「入荷したモノ」の情報を、「出荷する先」の情報へと正確に繋ぎ変え、手作業による指示書の作成と誤出荷のリスクを排除する機能です。 バックヤード部門と倉庫(物流)部門をシームレスに連携させ、出荷業務の標準化と効率化を実現します。

次回

次回は、この出荷指示に基づいて実際に出荷(納品)が完了した後の処理として、「納品書」の発行や「売上計上」を行う「⑥納品管理」アプリについて詳しくご紹介します。


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高橋 翔(Sho T)
株式会社プレスマンCINO(Chief Innovation Officer)/ 一般社団法人NoCoders Japan協会 代表理事/ / 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授 / 産学研究PJ「C3F」Founder / ICP Japan Co-Founder / Futurist
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