技術への想い

生きたシステムを作る

弊社では、成長するシステム、使われ続けるシステムを『生きたシステム』と定義し、『生きたシステムを作る』ことを開発ポリシーとしています。豊富なアジャイル開発の経験を生かしながら、その短所を補うべく、以下のガイドラインに基づいた開発を行っています。

  • 小さく迅速なリリースと小さく連続的な改善
    最低限の機能でリリースし、フィードバックに基づいて改善し続ける。
    本当の正解は、エンドユーザーだけが知っている。

  • 相互理解・合意に基づいた決断
    フェイズ毎、課題毎に、優先されるべき事柄をきっちり共有。
    スピードとクオリティは、深い合意形成の下で初めて両立する。

  • サスティナビリティーへの意識
    仕様書の逐次更新と共有、テストコードの蓄積で、
    中長期的なプロジェクトの健全性を担保する。

注力テクノロジー

「既にある領域の深化」「未開の領域への挑戦」の角度から、3つの技術、思考に注力しています。

1.WP10

WP10はプロジェクトを高速かつ安全に成功に導くための開発手法です。WordPressの高速開発フレームワークとしての可能性を最大化。なるべく書かない方針の追求で、最大10倍速の高速開発を実現します。また、独自のツールと開発思想によるプレスマン版モダンアジャイルを実践することで、スピードと安心の両立、中長期的なプロジェクトの成功をお約束するテクノロジーです。システム動作の更なる高速化とUXの強化を行い、バージョンアップを続けます。

2.ノーコード思考と技術による需要とスキルのマッチング

プレスマンでは、5年後のプログラミング業界を俯瞰して、「コードを書かずにアプリやサービスが作れる」という潮流について、ノーコード,ローコードへの探求を進めています。2019年より「アイディアを10倍速でカタチにする」をコンセプトに、WP10 for StartUpの探求。2020年に入り、ノーコードに関するコミュニティ、meetup、イベントを展開。2020年3月には、誰もが主役となりNoCodeカルチャーを盛り上げていくNoCoders Japanを設立。12月には、ノーコードECとSNSマーケティングを組み合わせた、Skettoをリリース。2021年4月にノーコード,ローコードのスキルと需要のマッチングプラットフォーム、NOCODO(ノコド)、2021年10月には、NOCODO biz(ノコド ビズ)をリリースしました。

3. WEB3.0思考と技術(ブロックチェーン)とビジネス設計、デザイン

プレスマンでは、ブロックチェーンをweb3.0技術の1つとして位置づけています。この技術革新を2018〜2020年にかけて「離島に特化した自社メディア」「 社内コミュニケーションの可視化」の2つの領域でPoC(実証実験)を行いました。小さくても早期にプロトタイプ化し、未来の当たり前をわかりやすくカタチにすることでビジネスや社会を再設計、リデザイン、再開発することを目指しています。2021年からは、ノーコードプラットフォーム、NOCODOにweb3的な思考、技術を少しづつ実装していきます。

ブロックチェーン、web3.0技術は、多くの人に理解されにくい黎明期から着手しました。未開領域への挑戦(未来の入り口に立つということ)は、学びや検索(前例事例)から得られることは少なく、自ら考え問い続けることでしか答えが出ない非合理的な日々です。わかりにくい状況の突破には、技術だけでは限界があり、デザイン志向、UX視点などの思考で、未来を如何に魅力的に伝えるかが重要です。そんな状況に、価値と意義と喜びを感じ取り組んでいます。