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8つの仕組み④議事録術|議事録を”設計書”に変える。思考を資産に変える議事録術の実践

Sketto8つの仕組み⑧議事録術

「あの件、結局どうなったんだっけ?」——過去の会議の議事録を見返しても、決まったことなのか保留になったことなのかがわからず、結局本人に聞き直すしかない。そんな経験はありませんか。議事録は本来、次にその案件に関わる人のための「設計書」であるべきものです。この記事では、Sketto流の「思考を資産に変える議事録術」の考え方を紹介します。

Sketto(スケット)とは?
株式会社プレスマンが提供する、EC・Web・DXプロジェクトの伴走支援サービスです。現場で培ったノウハウをもとに、プロジェクト課題をチームメンバーとして全力でサポートします。大手EC・アパレル・食品など、さまざまな業種のプロジェクト支援実績があります。

この記事でわかること

  • 議事録が「記録」で終わってしまうと何が起きるか
  • 議事録を「設計書」に変える3つのポイント
  • 決定・保留・次アクションを明確にする書き方
  • 検索可能な資産として議事録を蓄積する考え方

議事録術とは?

Skettoでは、プロジェクトを成功に導くために「3つの思考×8つの仕組み→4つの成果」という考え方を軸にしています。今回取り上げる議事録術は、この8つの仕組みのうち④にあたる仕組みで、「資産化思考」(経験・思考・判断を消費しない)を実務レベルに落とし込んだものであり、社内にない専門スキルをすぐに活かせる「即戦力人材補完」にもつながります。まずは全体像を見てみましょう。

Sketto 8つの仕組み

多くの現場で議事録は「話した内容の記録」として扱われています。しかし、後から見返す議事録に本当に必要なのは、話した内容そのものよりも「何が決まり、何が保留になり、次に誰が何をするのか」という判断の結果です。Sketto(スケット)が考える議事録術とは、議事録を単なる記録ではなく、次にその案件に関わる人のための設計書として機能させる書き方です。

なぜ今、議事録術が重要なのか

プロジェクトが長期化・複雑化するほど、過去の判断の経緯を正確に思い出すことは難しくなります。担当者の異動や休職があれば、なおさらです。議事録が「判断の設計書」として機能していれば、担当者が変わっても過去の経緯を踏まえたうえで次の判断ができ、同じ議論を繰り返す無駄を減らせます。

よくある課題・失敗パターン

課題 起きていること
発言のメモになっている 誰が何を話したかは書いてあるが、何が決まったのかがわからない
決定と保留が混ざっている 検討中の話と決定事項が同じ扱いで書かれ、後で読み違えが起きる
議事録が検索できない フォーマットがバラバラで、過去の議事録を探すのに時間がかかる

議事録を「設計書」に変える方法

ステップ1:判断の背景を記録する

「何を決めたか」だけでなく、「なぜその判断に至ったか」という背景まで記録しておくことが重要です。背景がわかれば、後から状況が変わったときにも、当初の判断が今も有効かどうかを検討しやすくなります。

ステップ2:決定・保留・次アクションを明確に分ける

会議で話された内容を、決定事項・保留事項・次アクションの3つに分類して記録します。この3分類を徹底するだけで、議事録を読み返したときに「今何をすべきか」が一目でわかるようになります。

ステップ3:検索可能な形で資産化する

議事録をその場限りのメモで終わらせず、カテゴリやキーワードで検索できる形に整えておくことで、過去の議論を次のプロジェクトや新しいメンバーの立ち上がりに活用できるようになります。

記録で終わる議事録 設計書になる議事録
発言をそのままメモ 判断の背景まで記録
決定と検討中が混在 決定・保留・次アクションを明確に分類
その場限りのメモ 検索可能な形で蓄積し、組織の資産にする

現場から見たポイント

伴走担当

伴走担当

議事録の相談を受けるとき、多くの場合は「書く時間がない」という悩みから始まります。でも実際に困っているのは、書く時間よりも「何を書けばいいかわからない」ことなんです。決定・保留・次アクションという3つの型さえ決めておけば、書く側の迷いも減り、後で読む側の理解も早くなります。

よくある質問(FAQ)

議事録はどのくらいの粒度で書けばいいですか?

プロジェクトの内容や会議の目的によって適切な粒度は異なるため、一概にはお伝えできません。ただし、決定・保留・次アクションの3点は粒度に関わらず明確にしておくことをおすすめします。

議事録の作成を効率化するツールはありますか?

会議の録画・文字起こしツールなどを活用することで、記録の手間を減らすことは可能です。ただし、ツールが自動で作るのは「発言の記録」までで、決定・保留・次アクションへの整理は人の手による設計が必要になります。

過去の議事録が多すぎて探すのが大変です。どうすればいいですか?

カテゴリやプロジェクト名などでタグ付けし、検索しやすい形で保管しておくことが有効です。フォーマットを統一しておくことで、過去の議事録から必要な情報を探しやすくなります。

まとめ

議事録は、会議が終わった瞬間に役目を終えるものではありません。次にその案件に関わる人が、過去の判断を踏まえてすぐに動けること——それこそが、資産になる議事録の条件です。決定・保留・次アクションを分けて書く、それだけで議事録の価値は大きく変わります。

「議事録を書いても誰も見返さない気がする」という方は、一度お気軽にご相談ください。次回は「8つの仕組み⑤チェックリスト」として、判断回数を減らすチェックリストの設計と運用についてお届けします。

 

議事録を組織の資産に変えたい方へ

Skettoでは、議事録の設計から運用の仕組み化までを伴走支援しています。
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ABOUT ME
ディレクター 落合
在籍10数年目のディレクターです。営業・EC企画運用・ライター・Webマーケター・採用PRと幅広く経験を積み、現在はディレクターとしてIT/EC/DXプロジェクト伴走支援サービス「Sketto」のサービス立ち上げ・推進を担当しています。プレスマンのミッションである「IT×人力で世界を変える」チャレンジを、社内外に発信・浸透させることが今のテーマ。人と関わったり、つながりをつくることが好きで、仕事を通じてたくさんのご縁を作っていければ嬉しいです。
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